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September 28, 2005

イルカ

今日、というかもう昨日になってしまいましたが、とてもショックなニュースがありました。
米国のハリケーンで海軍で飼育していたイルカが逃げ出したというもの。
しかもそのイルカ、毒矢で人間を襲うよう訓練されているとか…。
今の世でもまだそんな事をやっていたのかと、怒りと哀しみがこみ上げてきました。
あんなに優しい目をした海の生き物にそんな行為をさせよう、と思う人間におぞましさすら感じます。
人間の傲慢さと愚かさを押しつけられたイルカが哀れです。
どうか人なんか襲わずにそのまま逃げ延びて、と思わずにはいられません。
毒矢はまだつけられたままなんでしょうか?
そうだとしたら、早く外して海に返してあげたい。

私にはイルカを描いたお話しで、忘れられないものがあります。
手塚治虫さんのブラックジャックの一遍です。
「海のストレンジャー」というその物語は、イルカが怪我をした自分の治療してくれた漂流中のブラックジャックを、自分の命を賭して陸に戻してくれるというもの。
勿論フィクションですが、イルカが船先案内をした話は実話として残っているので、こんなことも本当にあったのかもしれません。
漫画の中で血を流しながらも道案内を続けるイルカに、もういいよ、泳がないで!とブラックジャックと一緒に叫びたい気持ちになります。

そしてもう一遍、こちらはオルカ(シャチ)の話ですが、一度読んで、それ以来読むことが出来ずにいるのが同じくブラックジャックの「シャチの詩」。
あまりにも辛くて、もう一度ページをめくる事が未だに出ません…。
今年の冬、流氷に閉じ込められたオルカの一家が息絶えたという悲しい話もありましたね。
あれは子供を守ろうとして、一家揃って逃げられなくなってしまったのではないか、と書いてあるのを何かで読みました。
心優しい海の生き物たち。

海のギャングと恐れられるオルカ(シャチ)だって、人を襲った記録は無いのです。
サメだって、人を襲うのは餌のアザラシと間違えたりした場合等で、わざわざ狙ってくるわけではないのです。
人が襲われるとしたら、それは彼らに身の危険を感じさせてしまったとき。
海の生き物が攻撃してくるのは、自らを守るためです。
彼らが積極的に人を狙って襲ってくるなんて行為は、自然の摂理からはずれた歪んだ行動に他なりません。
そんな事、きっとイルカだって望んでいない筈です。
むしろ恐怖にかられているのではないでしょうか。

りんさんのブログでも書かれていますが、本当に人間の愚行に対するしっぺ返しが来る日は近いのではないかと思います。
いつになったら気がつくのだろう…。

投稿者 melissa : September 28, 2005 01:13 AM


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トラックバック時刻: September 28, 2005 11:41 PM

コメント

自分のブログ書きながら、「イルカの日」のラストシーンを思い出して泣きそうになり、meliちゃんのブログ読んでまた泣きそうになってしまいました~。ぐすん。

投稿者 りん : September 29, 2005 12:03 AM

うぅ、「イルカの日」は辛そうなので観られないかも…。
逃げたイルカは見つかったんですかねぇ…。

投稿者 melissa : September 29, 2005 10:23 PM

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