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February 17, 2006
イタリア旅行記2日目 私の目的
今日より観光開始。
イタリアの経済の中心、ミラノ。
まずはまずは、何はともあれドゥオモですよ。
天に向かって真っ直ぐに伸びる尖塔群。
頂点には聖母マリアがおわします。
残念な事に正面は洗浄中の為幕に覆われていますが、それでもやはり圧巻。
荷物検査を受けてから中へ。
前に一回来たとは言え、7年も前の事なので大分記憶が薄れています。
うわおぉぉ!
やっぱりすっごい。
ちなみに、この光景何かに似てるなぁ、とふっと頭に浮かんだのがロード・オブ・ザ・リングのモリヤの坑道…(ーー;
不謹慎かしら。
イタリア最高かつ最大のゴシック様式の建築物だそうです。
ラテン十字の中央部分上、グキっと音がしそうなくらい首を曲げて上を見ると赤いランプがついているところがあり、そこにイエス・キリストの手を十字架に打ち付けていたという「本物」の釘がおさめられているのだとか。
彼、伝説では無く生きてる「人」だったんですよねぇ。
仏教でも仏舎利とかありますけど、そういう証拠品が何千年の時を越えて今ここに存在しているのって真偽は別にして凄いことだ。
教会を出てからヴィットリオ・エマヌエルⅡ世ガレリアへ。
所謂ショッピング・アーケードになるのかしら?
オリジナルは19世紀後半に建てられたそうですが、美しい。
(戦争で破壊され、1955年に再建)
ちなみにプラダの本店もここにあります。
十字架の形をしたこのアーケードですが、交差点の地面に美しいモザイクあり。そして上を見上げれば、4方の壁丈夫にこれまた4大陸を表すモザイク画。
私たちは時間が無かったんですが、この中のカフェでお茶を飲むのも素敵ですね。
そういえば、アーケードの中に大きなモニターが設置されていて、オリンピックの映像を流していましたが日本と違ってちっとも盛り上がっておらず、観てる人はあんまり居なかったわ。
お次、スフォルツェスコ城へ。
元の領主ヴィスコンティ家の城跡に、フランチェスコ・スフォルツァ公爵の要塞兼城として13世紀後半に建てられたものだそうです。
城壁に空いている無数の穴は、建築時の足場の痕跡。
今は博物館になってまして、私の旅の目的の一つがここにあったりします。
このツアーを選んだのも、ここに来たかったが為!
コレがなかったらこのツアーにしなかった。
そうまでして観たかったモノはなにかと言うと「ロンダニーニのピエタ」。
ミケランジェロ最後の作品と言われている、未完のピエタです。
以前イタリアに来たとき、ミラノの日本人ガイドさんが、これだけは皆さんに観て欲しくて、と予定に入っていなかったにも関わらず連れて行って見せてくれたのがこのピエタ。
そしてその時の旅で一番記憶に残ったもの。
ヴァチカンにある完璧なピエタとはまるで違います。
はっきりいって一般受けはまずしないでしょうね。
(だからこの見学が入っているツアーが殆どないんでしょう)
でもわたくし、ヴァチカンの完璧な美を供えたピエタよりもこのピエタの方が好きです。
前に観たときより齢を重ねたせいなのか、今回涙出そうになりました。
未完だけど、完璧。
余分なものを全て取り去り、最後に残ったのがこれでした、と見せられているような気がします。
ミケランジェロはどんな思いでこの像を彫っていたのでしょう。
そこにあるのは深い愛なのか、救われたい、安らかに眠りたいといった純粋な信仰心なのか。
彼は死というものをどう捕らえていたのか。
未完だからこそ、このピエタは雄弁です。
人によって感じるものは様々でしょう。
私が今この像から感じるのは「祈り」です。
また次に観たときはどう感じるのかな…。
名残惜しく感じながら、お昼ごはんの後でまたドゥオモに戻って今度は屋上に。
エレベーターでウィーンと上まで上がって屋根の上を歩き回ってきました。
やー、間近で見る尖塔群は圧巻。
ありとあらゆるところが彫刻で埋まっています。
沢山の彫刻家や石工達がせっせせっせと何百年も働いてたんですよねぇ。
すごい情熱だ。
一番上におわします聖母マリア様は金色に輝いて眩しい。
しかし戦争の被害にあわなかあったのは奇跡ですよね。
ちょっと風が吹いていれば、今頃はオリジナルは吹っ飛んでいたかもしれないわけで。
守られたのかな。
でもこの建物を見ていると、神によって守られたというよりは、作った人達の念が凄まじくてって言ったほうが納得な感じがする…。
下に降りてから少しフリータイムがあったので、もう一度教会の中へ。
さっき見れなかったところも早足で一応一通り回ってきました。
さて、最後に行くのがサンタ・マリア・デレ・グラーツィエ教会。
初日にしてメインがどどんと来ちゃいましたけど、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。
私の旅の目的第二段。
ここは完全予約制で、今回は4時半の予約しか取れなかったのだそう。
もうずーっと先まで予約で埋まっているらしいです。
前に来た時は修復中で見れなくてとても残念な思いをしましたが、ついに!
荷物検査を済ませ、中に入るまでに2回も小部屋に閉じ込められます。
ホーンテッドマンションを思い出すなぁ…。
こういうところはとても近代的なのね。
そしていよいよ中へ!!
入って右手を見れば、壁一面に「最後の晩餐」が。
大きいー。
実物はこんなに大きいんだ。
色も修復の成果か、思っていたよりもずいぶん綺麗。
そして何よりも驚いたのが、ダ・ヴィンチはこの食堂の更に奥にもう一つ部屋があるがごとく、この部屋の光までも計算して描いている、というガイドさんの説明の通り、本物はかなりの奥行きを感じるということ。
あたかも今まさに目の前でこのワンシーンが展開されているかのように見えます。
この場所に立って観て、初めて感じることの出来る感覚です。
写真ではこれは伝わらない。
うはぁ…。
ぽかーんと口が開いてしまうわ。
長年憧れ続けた絵。一日中でも観て居たいのに。
制限時間はあっという間に終わってしまった。
戦争で崩れなくて良かったと心底思う。
どうかどんどん保存の技術が発達して、いつまでもこの素晴らしい絵を後世に残すことが出来ますように。
お約束のヨハネですが、やっぱりどう見ても女性に見えますわ。
真実はいかに。
見学の後はフリータイム。
デパートに行ってみる事にしました。
キッチン用品や雑貨が可愛い!
見てるだけで楽しいなー、と散々見て回っている内に夕食の時間がせまり、少々焦る。
バールに行こうと思っていたのに、その時間もなくなってしまった。
benと二人なので、チャレンジ精神を発揮して地下鉄に乗ってみることにしました。
切符を買うまでもあれやこれやあったのですが、無事購入して改札を通り中へ。
あれ…?目的地がちがーう。
線が二本あるのですが、乗る電車とは違う方の駅に来てしまったらしい!
頭の中では何故かどこかで交わるはず、という至極当たり前なことが欠落。
それぞれ単独だと信じて疑わなかったため、一回改札出なきゃあかん、と思い込む。
待て待てとbenに諭され、ホームに行ってみたりして路線図を見る内、二つ先の駅で乗換えが出来ると判明。
おぉ!交わってるのか。
あはー、benうそついてごめんねー。
スリにあいやしないかとドキドキしていたのですが、東京の地下鉄と大して変わらず。
無事ホテルまで帰り着きました。
1ユーロでどこまでも行けるって良いですね。
お夕食はなんだったかな。
昼か晩か、どっちかミラノ風カツレツでした。
美味しかった♪
かたっぽ覚えてない…。
かなり歩いた為か、日本に居る時には考えられない寝つきの良さでばたんきゅー。
明日も頑張って歩くぞ~
投稿者 melissa : February 17, 2006 11:29 AM
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コメント
ご覧になったビエタ、なんかとっても見たくなりました。
今度お目にかかった時は、是非旅行記聞かせて下さいね。
投稿者 minamin : March 7, 2006 09:19 AM
はは…。
私の思い入れが強いだけかも知れませんが(^^;
ミラノに行く機会があれば是非~。
投稿者 melissa : March 10, 2006 01:57 AM