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February 20, 2006

イタリア旅行記5日目 世界の七不思議

フィレンツェからバスでピサに向けて出発です。
途中かなり激しい雨が降っていたにも関わらず、ピサに着いたら雨は上がってました♪
素晴らしい。
ピザでは2000年を期に大駐車場が作られていて、観光客はそこでバスを降りてシャトルバスに乗り換え、ピサの斜塔見学に向かいます。
さて、パスを降りてしばらく歩くと、ぐいーんと右に傾いたピサの斜塔が見えてきました。
世界の七不思議の一つです。
斜塔を見れば見るほど変な感じ。
そしてそこかしこでお約束のポーズを決め、写真を撮る観光客達。
支えてます!って感じのポーズをみんながやっているのを見ているのが面白い(笑)。
どこの国の人でも発想は一緒か。
この搭、実は大聖堂の鐘楼として建てられたものなんですね。
わたくしが前に来たときは丁度工事中だったので、中には入れませんでしたが、今は工事も終わり、人数制限はありますが、中に入って登る事が出来るようになっています。
ツアーには登って見学するっていうのは含まれて居なかったので、当然無理だよねと思って諦めていたのですが、登ってみたい方いらっしゃいますかー、とガイドさんのお声が!
登ってみたいです!とっても!!
チケットが取れるか確認して、もし取れたら登れるとの事。
空いてますように、と祈りつつ窓口に行ったガイドさんを待つこと数分。
チケット取れましたよ、とのお言葉に、やったーと歓声が上がる。
ガイドさんもまさか取れるとは思っていなかったらしく、やっぱり皆さんついてますねーとのお言葉。
嬉しい♪

さて、塔に登るまで時間があるので、それまで観光です。
まずはピザの斜塔の説明を受けます。
この搭っていうのは設計者が何度か変わっているんですね。
工事が第一期から第三期まであるのですが、第一期の時点ですでに傾いていたそうです。
それを直そうとして第二期の工事を行ったそうなんですが、元から建て直す事はしなかったそうで、やはり傾きは止まらなくて途中でまた止めちゃったんだそうです。
で、第三期に入るわけですが、ここでもやっぱり頑張ったものの傾きは止められなかったんだそうです。
結局当初の予定よりも大分低い高さで完成となってしまい、今に至る、と。
きっと昔は今ほど酷い傾きでは無かったんでしょうねぇ。
ちなみにガリレオ・ガリレイが落下の法則を発見したのはこの塔からの落下実験によると言われています。

次に大聖堂へ移動です。
実はこの大聖堂、斜塔に霞んであんまり話題になりませんが、意外と凄いんです。
外見もとても綺麗だし、中も見応えありますよ〜。
外観はピサ様式と呼ばれていて、イスラム、ロマネスク、ビザンチンの様式がミックスされている珍しいものだとか。
天井にはメディチの紋章が。時代の流れと権力の移り変わりってものを感じますねぇ。
この聖堂はイスラムの影響を受けてまして、その昔、男性と女性とでは入り口も礼拝場所も分けられていたのだそうです。
男性は一階、女性は二階で礼拝していたそうです。
今は二階は登れないみたい。
十字の中央部分には、天井からランプがつり下げられてまして、このランプが揺れるのを見てガリレオは「振り子の等時性」を思いついたと言われています。でもこれは、ランプの制作年が発見の時期よりも遅いという検証結果が出たらしく、信憑性がかなり薄いそうです。
説教壇はジョヴァンニ・ピサーノ作の見事なものです。
この上に立って説教されたら、そりゃははーって気持ちにもなろうかと思う。

大聖堂の向かい側には洗礼堂があります。
外観は下層部分がアーチ状のロマネスク、上層部分がゴシックと、これまた珍しい建築です。
ここの説教壇は大聖堂の方のジョヴァンニにお父さん、ニコロ・ピサーノの作です。
洗礼堂内は、音響効果を考えて作られているので、エコーがかかるので有名。
今回は入る時間が無かったんですが、以前訪れた時には管理人のおじちゃまにチップを渡すと、歌を歌って音響効果の程を披露してくれました。
しかし、今はこのサービスは無いんですって。
公務員がチップを貰うのはいかん、という事で禁止になったそうです。残念〜。

いよいよ時間が来たので塔に登る準備をば。
まず行くのはロッカールーム。
ここで手荷物を全部預けます。
勿論ロッカーには鍵がかかるのですが、なにせイタリアの事、信用なりません。
前に現金を取られちゃったお客さんが居たそうで、貴重品はポケットに入れて下さいと添乗員さんからのお達しが。
無理矢理パスポートやら財布やらをポケットにつめこみました。
ピサの斜塔に登る方は大きめのポケットがある服で!ここポイントです。
時間になったら勝手に登って良い訳ではなく、一応ガイドがついて人数チェックしてます。
ガイドといっても、何を案内するでもなく、ただみんなを引率して登っていくだけなんですけどね。
入り口で警備員さんに再度チェックされて、いよいよ内部へ。
ここも狭い、暗い、疲れる、の三重苦。
でも登っていると斜めになっているのが分かって面白いです。
楽に登れるところと、疲れるところが交互にくるんですよ。
あぁ、傾いてるんだなって実感出来ます!
そしてやっと外に。
ひえぇ、手すりが低いよ〜。
も、もう一段あるし。
更にせまーい階段を恐る恐る登って、本当の頂上へ。
凄く気持ちいい!でも結構怖い!
手すりが低いのと、斜めになっているのとで、なんとなく不安定な感じが。
何か落としたら、ころころ転がって、下にひゅーっと落ちちゃいます。
傾いている方の手すりから下を覗いてみると…。
危ない危ない。
しかし爽快な眺めが広がっていて、登る価値ありです。
チャンスがあれば是非。

斜塔から降りて、ピサとはお別れ。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からユーロスターに乗る為、再びフィレンツェに戻ります。
バスでフィレンツェに着くも、時間が余っているので30分程フリータイムに。
チャンス到来。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へGO!
ここは観光にも含まれていないんだけど、行きたかったの〜。わーい。
でもツアーの他の人は誰も行かないのね…。
いそいそと教会へ向かい、4ユーロ(多分)払って中へ。
この教会、正面は綺麗に大理石で飾られていますが、側面は煉瓦の下地がむき出しで無骨と言えば無骨。
ドアを開けて中に入ると、受付みたいな所があって警備?の人が何人も居ました。
喋らないようにと注意を受けて中へ。
観光客は10人ちょっとくらいしかおらず、シーンとした空気が漂ってました。
これぞ「教会」って感じで良いです。
ドミニコ会が聖母マリアに捧げる教会として建設したものだそうで、マザッチョの「三位一体」やフィリッピーノ・リッピのフレスコ画「聖フィリッポと聖ヨハネ伝」、ブルネレスキのキリスト像など、かなり見応えがあります。
中央部に下がるキリストの磔刑画は流れる血が描かれていてリアル。
ここに来たら見るべきと言われている、ジョットの「十字架のイエス」です。
後方に時間をかけていたら、前方を見て回る時間が少なくなってしまいました。
もっと見たかったのに、残念。
教会の横には修道院があり、美術館として公開されています。フレスコ画が描かれている「緑の回廊」が有名らしいですが、時間が無くて行けず。
慌てて教会を出ると、もう皆様お揃いでした…。
時間が足りないよ〜。
本当はサンタ・マリア・ノヴェッラ教会といえば、もう一カ所行きたい所があったのになぁ…。
最古の薬局の一つと言われるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。是非とも本店に行ってみたかったのに。
石鹸とか香水とか買いたかった(TT)
またフィレンツェに行く機会があったら、絶対に行きたい!
東京にも支店ありますけどね、やっぱり本店は別です。
http://www.santa-maria-novella.co.jp/

わずかばかりのフリータイムが終わり、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。
ここからユーロスターでナポリに向かいます。
駅は日本の駅と違ってスイッチバック方式。
なんか「駅」って感じでいいなぁ。銀河鉄道999チック(笑)。
当然イタリアなので時間通りに電車がくるはずもなく、待つこと30分以上。
ようやく来ました。
窓ガラスにヒビでも入っているのか、黒いテープが貼ってあるんだけど大丈夫なのかしら…?
社内は日本の新幹線とあんまり変わりませんね。
席は固定式ですけど。
車内販売は来ないと聞いていたのですが、一度ワゴンを押したお兄さんがやってきました。
それ以外は静かなものです。
延々と続くのどかな景色に、眠気を催してお休みタイム。
気が付いたらローマでした。
ここからまたナポリへ。ナポリの駅はフィレンツェとは随分と雰囲気が違います。
銀座から新宿、池袋あたりにやってきましたって感じかな。
ナポリは危ないぞーと周りを警戒。
宿泊のホテルはフィレンツェと同じ系列のホテルなのに、やはり何かが違う…。
土地柄でしょうか。
夕食はこのホテルのレストランで頂いたのですが、お食事は美味しかったです。
段々食材の中に野菜が増えてきました。
やはり南に来ると野菜率がアップするんですね。

明日はbenが行きたがっていたポンペイの遺跡とカプリ島へ。

投稿者 melissa : February 20, 2006 04:31 PM


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