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February 23, 2006
イタリア旅行記8日目
いよいよ観光最終日がやって参りました。
10日間の旅行なんてあっという間。
今日は待ちに待ったバチカン&フリータイム!
空模様が怪しいけど、思いっきり楽しむぞ!!
朝、ガイドさんに皆には内緒でローマの地図つきガイドマップ貰っちゃった。
彼女のバイブルらしい。
頑張って歩いてね、とのお言葉。
ガンバリマス!
さて、バチカンに到着して塀の外で並ぶことしばし。
ここで気をつけるのは、お約束のスリ。
知らんふりして列に混じっていたりするらしい。
何十分かして、やっと開門しました。
雨が降らなくて良かった。
ここもコロッセオと同じく、荷物検査&金属探知機を通る。
やっぱり前は無かった気がするんだけどなぁ。
んー、テロの影響だよね、明らかに。
まずは巨大な松ぼっくりのある中庭へ。
ここがどこだか良く分からないけど、中庭の周りにぐるっと置かれた彫像を見つつ、最後の審判の説明を受けます。
その後バチカン美術館の中へ。
まー、どこもこれも見事なものばかり。
教科書にも載ってるラオコーンの像やら、アポロンやらなんやかんや…。
もう数が多すぎて&広すぎてとても見きれない!
その中でも注目はベルヴェデーレのトルソ。
これはミケランジェロが参考にした彫像と言われていて、最後の審判に見るふくよか~なキリスト像はここから生まれたらしい。
胴体しか無いんですけどね、ミケランジェロはかなり影響を受けたそうです。
そしてその後、とにかく広い美術館の中をかなりのショートカットで歩く歩く。
あぁ、もっと見たいけど…。
残念に思いつつ、はぐれないように早足で「ラファエロの間」に。
一番の注目作はやはり「アテネの学堂」でしょうか。
中央に画かれているプラトンのモデルはレオナルド・ダ・ヴィンチ。
そしてもう一人の巨匠、ミケランジェロも居ます。
ラファエロは始め、ミケランジェロをあまり尊敬していなかったけど、同時期に制作されていた礼拝堂の画をこっそり盗み見て衝撃を受け、アテネの学堂を描いたのだそうです。
だからこの画はミケランジェロの影響が強いのだとか。
確かにそんな感じ。
そしてミケランジェロに敬意を表し、画面下のヘラクレイトスの顔をミケランジェロにしたそうな。
ラファエロ本人も画面右端に居るので探してみて下さい。
再び色々な心惹かれるものたちを横目に、早足で歩く。
向かうはそう、システィーナ礼拝堂です。
これを見なくちゃ始まらない。
広い聖堂に一歩足を踏み入れる。
高い天井に一面の絵画。
「天地創造」。
静かにね、という係り員の声を上の空で聞いて、首を上に向けて中へと進む。
そして振り向けば「最後の審判」。
感嘆。
言葉など何も出ない。
修復中か修復完了後に行われた展覧会を上野に観に行った時も感動したけど、やっぱり本物の持つ力は違う。
二度目だけど、何度見ても凄い。
この感動は、この場所に来なきゃ味わえない。
この修復費用が全部日本の寄付で行われただなんて、イタリア人は知っているのだろうか。
オペラグラス大活躍でした。
堂内は何となくざわついている。
時折係り員のシーっと言う声が聞こえるたびに少し静かになるのだけれど。
腹がたったのは、画も見ず、何の感慨もなさそうなおばちゃんが二人、ど真ん中で声のトーンも落とさず、どこぞの息子がどうの、という世間話に花を咲かせていたこと。
邪魔です。
見終わったんだったら、出て行ってくださいな。ムキッ(怒)。
興味が無いのはしょうがない。
しかし、かりにも礼拝堂という場所をわきまえることくらいして欲しい。
よっぽど言おうかと思ったんだけど、小心者故に注意できなかった…。
ここで一人行方不明者が出る。
迷子が出るのは礼拝堂って言っていたけど、ほんとに出た。
しかも、あれほど口をすっぱくして迷った場合の待ち合わせ場所を言っていたのに、居ないらしい。
ガイドさんはあの広い美術館の捜索へ…。哀れ…。
私たちは現地ガイドさんとともにサン・ピエトロ大聖堂へ。
サン・ピエトロ大聖堂といえば、ミケランジェロのピエタ。
ミラノのロンダニーニのピエタとは違い、こちらは完璧な美を備えたピエタ像です。
見事な作品としか言いようが無い。
ほんとに石でできているのだろうかと思うくらいに素晴らしいものだけど、ただ、あまりにも美しすぎる。
聖処女マリアってそういう存在なのかな。
サン・ピエトロを出て、本来は昼食に向かうところなんだけど、私達はサン・ピエトロのクーポラに登りたいがために、これをパス!
ただ今から自由時間開始♪
さっそくクーポラへ。
チケットを買って、いざ中へ。
さすがに人も多め。
このクーポラはミケランジェロが造ったもの。ダヴィンチといい、ミケランジェロといい、ほんとに凄いね。
まずはエレベーターで途中まで上がる。中にはここから階段でいく兵も…。
我らは体力を温存^^;
外から中に入ると、ちょっと壮観。さっきまで見上げていたモザイクの文字が間近に見える。
ここからがいよいよ本番です。
屋根の間を通って上に出ます。
細いし長いし廻ってるし。おまけに、途中から壁が丸みにそって湾曲しているところもあったりなんかして、ほんとに屋根裏?なんだなぁ、と実感。身体を斜めにしながら登っていくので、結構くらくらします。途中で気分が悪くなる人も居ると思われる。
最後の階段なんか凄いよ!
えっ、これ登るの?って感じ。前に居たフランス人のおばちゃんと、思わず顔を見合わせてしまった。年取ったらまず無理だね。若いうちに来ておいて良かった(笑)
外に出ての眺めは壮観!!
バチカンて凄いところだなぁ…。
名残惜しく思いながらも天上の世界から下界へ。
帰りはエレベーターは使わず、階段で降りてみました。
さてさて、いざ、ローマへ。
まずはどこに行くかと言いますと…。チョコレート屋さんです。アハ。
cioccoliamoci!(チョコリアーモチ!)というナポリのチョコレート屋さんの支店らしいです。
タクシーに乗っていくと、途中の道が混んでいて、タクシーの運転手さんからイタリア語でなにやら話される。多分、「ここ混んでるから迂回してあっちの空いてる方を通ってその番地まで行くから」って言ってたっぽい。身振り手振りで何となく…。いやー、言葉が通じなくても何とかなるもんんだね。
念願のお店に着き、可愛いチョコをゲット♪
さてさて、チルコマッシモを見てからフォロ・ロマーノへ。
チルコマッシモは今はただの野原だけど、昔は戦車が走ってたんだよね。今はこんなに穏やかなところなのに。
フォロ・ロマーノは一度歩いてみたかったんだぁ。
街中にこんなものが残っているのが凄い。
残っているものの歴史が違うわ…。
お次はパンテオン。
ローマは街中を歩いているだけでも楽しい♪
地図を片手にうろうろと。わたくし、地図を見れる女なのです。オットよ、勝ったね。
パンテオンの中に入ると開口部から雨が降り注いでいて、それはそれで綺麗な眺めだった。
ラファエロのお墓を見てから次のポイントへ。
サンタゴスティーノ教会が閉まっていたので、ナヴォーナ広場でお店に入り、遅めの昼食。
ローマ風のピッツァを注文したんだけど、ナポリのものとはまた違って美味しかったです♪
ご飯の後に教会に再び行って見ると、今度は入れた。
薄暗い静かな教会の中で、カラヴァッジョの「ロレートの聖母」を見る。
その後、カラヴァッジョの別の作品を見るべく、ポポロ広場にある、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会へ。
ここには「聖パウロの改宗」と「聖ペテロの磔刑」がある。宗教画について詳しければ、もっと色んなことが分かるんだろうな。
堪能。
ポポロ広場からはバヴィーノ通りを通ってスペイン広場へ。
コンドッティ通りにあるカフェ・グレコに入る!
前にイタリアに来たときも入ったけど、今回も絶対に入ろうと思っていたの。
ふえっふぇっふぇ。
旅を満喫したって感じ。
もっと見たいところがあったけど、さすがに今回はもう無理…。
ローマはやっぱり永遠の都だなぁ。
また何年後に来れるといいな。
投稿者 melissa : February 23, 2006 02:58 AM
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