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February 21, 2006
イタリア旅行記6日目
今日はbenが行きたいと言っていたポンペイ遺跡の観光です。
ガイドはナポリ人のカルジェロさん。
日本語がお上手でいらっしゃいます。
慶応に留学してらしたそうで、フランス人は麻布十番を「あざぶじゅぽーん」て言うんだよね、と笑かしてくれました。
思わぬところで麻布十番の地名が(笑)。
さて、バスで遺跡に向かいます。
昨日まで天気が悪くてベスビオ山がずっと隠れていたそうですが、今日は綺麗に見えています。
やはりついているわ!
ポンペイ遺跡では青空が出ていて、写真を撮るにはとっても良い感じ。
しかし、広いですよね。
紀元前からこんな立派な町があったんだから凄い。
ここは野良わんこが多いんですが、当然のごとく予防注射などしていないそうなので、触っちゃだめです~。
ガイドさんの顔を覚えているらしい。頭いいのね。
さて、遺跡の中は素晴らしいの一言。
整備された町並みに、口がぽかーんと開いてしまう。
道路は車道と歩道が分かれていて、車道に下りなくても歩道から歩道へ渡れるように飛び石が置かれています。
これ、日本の庭にあるのと同じだわ。ちょっと親しみが湧きました(笑)。
道の途中に何箇所か水道があり、彫刻が全部異なっているのですが、これにも意味あり。
所謂目印だったそうで、小鳥の水道の所で待ち合わせね、とかいう具合に使っていたようです。
なるほどね~。
建物の中にはモザイクが残っているところなどがあり、これがまた見事です。
パンだって今の釜と同じような形をしている石釜でちゃんと焼いていたというから恐れ入る。
素晴らしい。
今でいうところのバー?ではカウンターに穴が空いていますが、この中に直接飲み物がはいっていたわけではなく、先がとがったツボをはめ込んで使っていたらしいです。
先がとがったツボって弥生式土器にも同じようなのあったよね。
ふむ。
そして見所の一つ、公衆浴場は男性の社交場だったそうです。
この浴場が凄いのは、壁や床に暖かい空気を通し、今で言うところの床暖房が完備されているところ。
そんな昔に発明されていたとは…。
壁に残る彫刻も素晴らしく、高度な文明が栄えて居たんだなぁと改めて思いました。
公衆浴場を後にして、今と殆ど同じ形をしている石釜があるパン屋さんなどを見学し、お魚屋さんとお肉屋さんへ。
排水の為の床の傾き具合で魚屋があったのがどっちかが分かるらしいです。
そして普段は行かないらしいのですが、ガイドさんの提案で音楽ホールに行く事になりました。
後で添乗員さんが言うところによると、自分から行きましょうと言ってくれるガイドさんは少ないのだそうで、ラッキー♪
音楽ホールは、ステージのある一地点に立つと音が響くように設計されているという素晴らしいもの。
ガイドさんに選ばれた人が数人ステージに立たされ、お得意の歌をアカペラで披露してくれました(笑)
偶然一緒になった学生さんも、タダ観はいけませ〜ん、とステージで歌う羽目に。
最近の若者は必要以上に物怖じしないところがいいよね。
拍手喝采でステージが終わり、自分もステージの響くところに立ってみました。
あー、と叫ぶと、本当に声が響いてビックリ。
エコーがかかったみたいに聞こえます。
おぉぉ、おもしろ〜い。
いい記念になりました♪
さて、お次はいよいよカプリ島です。
青の洞窟はどうかしら。
バスで港に向かうも、事故があったらしく超渋滞。
船の時間に間に合わなくなってしまいました。
まぁ仕方無いよねー。
しかし、イタリアの救急車はかなり強引に車の間に突っ込んで進んで行くんですね。
さすがのドライビングテクニック。
そして、同行のおじ様おば様軍団がこれまた強者でした。
渋滞になったと見るや、持参したイカキムチ(すっごく美味しい!)やおつまみのお煎餅、緑茶焼酎などなどをみんなに配布。
旅慣れているというか、時間を使うのがお上手でいらっしゃる。
こういう時にイライラする人が居たりすると場の雰囲気が悪くなったりしますが、そんなことも無く、のんびりみんなで渋滞を抜けるのを待ってました。
いい人達で良かった。
やっと渋滞を抜け、港につくも船に乗り遅れたので、時間をずらしての出発です。
ちょっと時間がある間に、先程のおじ様おば様軍団のお一人がやってきて、早くいらっしゃいと手を引かれて連れて行かれる。
えぇぇ?どこへ???
着いた先はお土産屋さん。
なにやら、おじ様のお一人(空手の先生)が酔っぱらってみんなにスカーフを買ってあげると言っているらしい(笑)。
ほへー?と思いつつ、新婚さんの奥さんと、いいのかな?と言いながらも急いで物色。
何しろ時間が無いので、超特急で山のようにあるスカーフをかき分けかき分け。
おば様にも選んで貰いつつ、じゃあコレで!と言ったところ旦那の分は!?と言われて再び選ぶ。
太っ腹だ〜。
結局二本買って貰っちゃったんだけど、新婚さんカップルもやっぱり二人分買って貰ったって言ってたからいいか。
早速みんな着けてるあたり、なんかいい人達多いよなぁ。
添乗員さんも乗船間際に凄い勢いで連れ去られてたわ(笑)
さて、乗船してカプリ島へ。
船は結構広くて、座っているとデニッシュを大きなお皿に入れたバーの店員さんがお一ついかが?とやってきます。
小一時間くらい乗ってたのかな。
島の港が見えてきて、下船です。
やっぱり青の洞窟はクローズだそうで、島内観光に変更になりました。
まぁ元からあんまり期待してなかったので、別に良いけど。
そもそもカプリ島無くても良いと思っていたくらいだし。
さて、港から丘の上のレストランまでミニバスで上がっていきます。
この道がまた細くて急で(@@)
運転手さん運転上手っ!
イタリア人て運転が上手い人が多いのかなぁ。
ぐんぐん坂道を登ってやっと到着です。おぉ、良い景色。
花が咲き乱れる小道を下ってレストランへ。
今までのレストランとは全く違った雰囲気で、とても開放的。
まさしくリゾートなのね、ここは。
店員さんもとても陽気で、さすが南イタリアって感じ。
お料理も美味しかったです。
お肉何枚?って聞いてくるんだけど、2枚と言っても、大丈夫~♪と3枚になるあたりが笑えますわ。
お店を出ようと出口に向かうと、さっきまで居なかったと思うんだけど、にゃんこが椅子でお昼寝中でした!
ふかふかの長毛猫ちゃんで、超可愛い!!
人慣れしていて、近づいても無視して眠り続けるにゃんこ。
イタリアの猫も癒し考課は抜群ね。
ちょっとご満悦になったところで、お店を後にし、お向かいのお土産屋さんへ。
カプリ島まで来たら、やはりレモンチェッロを買いたいわ。
お土産にしたくなっちゃうような可愛い容器に入ったレモンチェッロが沢山並べてあって、気分も高揚。
これは買うわよね。上手いわ。
しかし、ここで頭をよぎるのは飛行機の重量制限…。
お土産に重いものは極力避けようと思い、自分たちが飲む分だけ購入。
レモンとライムのチョコレートも売っていて、これはカプリ島でしか買えないとガイドさんが仰ってました。
気になる方は是非。
さて、今度は展望台まで歩きます。
町中はシーズンオフで閑散としてましたが、可愛い外観のホテルとかカフェとか、街並みが綺麗でした。
これはバカンスシーズンに来たらとっても楽しいかも。
カプリ島、青の洞窟はあんまり興味なかったんですけど(冬なんて入れる確率低いし)、見直したよー。
バカンスシーズンはお金持ちがぞろぞろ居らっしゃるそうで、そういう人たちを見ているだけでも楽しいそうです。
展望台までの道のりにはアーモンドの花が咲き乱れていて綺麗でした。
途中、香水屋さんがあり気をひかれる。
後で寄ってみよう。
展望台からの眺めは絶景!
風が強くて、髪がぼうぼうに乱れましたが、高台から眺める海は青く輝いていて美しかった。
断崖の途中に家がポツポツ建っていて、結構怖い。
あれはきっとお金持ちの別荘なんだろうなぁ。
ふと海から目をはずして山の方を見れば、映画にでも出てきそうな白い小道が斜面に沿ってずっと下まで続いています。
ガイドのアルジェロさんに伺ったところ、古い道だそうな。
あれは辛いよ…。
昔の人は足腰が丈夫だったんでしょうね。
しばしフリータイムが出来たので、さっきの香水屋さんへ。
カルトゥージアと言う名のこのお店の香水、実は2002年まで、イタリア国内ですらカプリ島に来ないと買えない貴重な香水だったそうです。
カルトゥージアというのは修道院の事で、カプリ島にあったサンジャコモ修道院から見つかった古文書の製法にのっとり、島の植物や果物、ハーブのみを使用してつくられる香水はどれも非常に香りが良いです。
人工的な香りではなく、カプリ島の爽やかな自然を彷彿とさせる豊で優しい香りのする香水の数々。
といってもそんなにラインナップは多くはありませんが、迷うには充分です。
どれにしようぅぅぅ、と悩むこと数分。
結局、小さいボトルの香水の詰め合わせを購入しました。
だって色々試してみたかったんですもの。
3個入りで15ユーロだったかな。
レモンの香りの石鹸と蝋燭が4ユーロくらいで、これはお土産に良さそうでした。
帰国してから調べたら、日本ではミユキハンドレッドクラブで買えるようです。
香水を買っている間に外は大雨に。
でも、しばし雨宿りをすると、段々止んできました。
変わりやすいお天気だこと。
今度は島の反対側へ。
またバスに乗って移動するんですが、これ道がまた細くて落ちそうで怖い!
ここ運転するのは絶対無理だわ。
広場に到着して、再び散策。
細い小道は木が茂っていて小鳥の声が聞こえ、とても爽やか。
カプリ島っていいところなのねー。
再び海の見えるところまで来て、記念撮影です。
どうも海を見ると潜りたいなと思ってしまうのはダイバーの性でしょうか(笑)。
気がつけば皆さんバスにお戻りに。
benと二人、小鳥の声と水滴が木の葉を打つ音が聞こえるだけの静かな道を戻って行きました。
また来られるのはいつになるのかなぁ…。
カプリ島観光が終わって、再び船へ。
ナポリ湾に近づくと、陸では灯りが煌き美しい夜景が広がっていました。
夜の闇は汚いものを隠して美しさだけを浮かび上がらせる。
船を降り、バスでナポリの夜景見学に行きました。
小高い丘の上から見るナポリ湾の夜景はまさしく「ナポリを見て死ね」と言うに相応しい美しさ。
少し高揚した気分に、旅の終りが近づいた寂しさが相まって、この旅で初めて切なさを感じました。
お夕食は言わずと知れたナポリ名物のピッツァ!
お・い・し・いー!!
一人一枚、30センチくらいのピッツァ・マルゲリータがどーんと出てくるのですが、食べられるかしらと心配するのは最初だけ。
あっという間に全部平らげましたわ。
うーん、食はナポリに限る!?
明日はいよいよローマ。
投稿者 melissa : February 21, 2006 03:34 AM
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