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December 27, 2008
色戒
ブロークバック・マウンテンを撮ったアン・リー監督の作品、ラスト・コーション。
緊迫感で胸が苦しくなった…。
戦時下という異常な生活環境の中、人が人であることを止めた時の恐ろしと、絶望的なまでの孤独感が濃厚に漂う映画。
心を殺し、虚無の中に生きれば、人は日増しに増える重圧にも耐えうるものなんでしょうか…。
そして、その虚無の中から人の心を呼び戻すことが出来るのは愛しかないのかな。
ただ人を愛し、信じる心は強い。
極限状態の中での愛ゆえなのかもしれませんが、これ以上の魂の結びつきはないでしょうね。
激しいまでに互いの身体を求める二人は、身体を繋げることで魂を繋げ合っているように見えました。
幸せな日常の中では決して生まれなかったであろう愛だけど、愛の形に良いも悪いもないし。
タブーを犯してこそ得られる愛だとしても、美しいものは美しいと思ってしまうな。
許されない愛、偽りの愛というけれど、では誰が赦せば真実と認めてもらえるのかしら…。
周りがどう思おうと、二人の間に確かな繋がりがあったのなら、それが全てって気がします。
投稿者 melissa : December 27, 2008 11:47 PM
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